こんにちは、ワークマン公式アンバサダーのかずひです。年間300着以上の全身ワークマンコーデをSNS【 kazuhi.ch & Youtube】で発信しています!おしゃれで機能的でコスパに優れたアイテムが大好きです!
クリフポケットフルオープンバッグとは?
今回は一風変わったリュックのご紹介となります。このリュックを最初に見た時には、ビジネスリュックにしてはちょっと使いにくいなぁと思っていたのですが、捉え方を変えてみたら、見方が180度変わりました。こちらのリュック、どんな時に使えるのか・・・そうです。カメラマンの機材バッグです。
こちらの「クリフポケットフルオープンバッグ」は、ワークマンのバッグの中で今までありそうでなかった、プロのカメラマンから写真愛好家まで、幅広い層におすすめできるアイテムです。
それでは特徴を見ていきましょう。
ガバッと開く!フルオープンリュック!
まず、このクリフポケットフルオープンバッグの最大の特徴は、そのフルオープンデザインです。キャリーケースのように大きく開くので、必要なカメラ機材やアクセサリーをすぐに取り出すことができます。撮影現場での効率性が格段に向上し、重要な瞬間を逃しません。ただ、中に仕切りはないので、自分でソフトケースに入れたり、ハードケースに入れたりする必要はあります。底に硬いものを置くことでうまく収納することができます。
収納力にとことんこだわったリュック
クリフポケットフルオープンバッグは、驚くほど多機能で、収納力に優れています。まず、バッグを大きく開けると中身が一目で確認でき、パッキングも楽になります。背中、底、フロントには補強板があり、型崩れや荷崩れを防いでくれます。このあたりの作りが、機材バッグとしても使える要因となっています。
内側には大きなメッシュポケットがあり、折り曲げたくない大切な書類も安心して収納できます。背中側にはクッション付きポケットがあり、タブレットなどの収納に最適です。背中上部には小物ポケットがあり、スマホや小銭入れなどの貴重品を収納するのに便利です。
フロント外側には3つのファスナーポケットがあり、マチも深く大容量なので、頻繁に使用するアイテムをすぐに取り出せます。この3つも検証した時にはカメラマンに嬉しい収納スペースとなっています。僕はこの3か所を、
・モバイルバッテリーや、充電器などのバッテリー関連アイテム
・HDDやSDbr
・USB-Cやライトニングなどのケーブル類
このように収納スペースを分けることで格段に使いやすくなります。
さらに、サイドポケットは両側に配置されており、傘やペットボトルをそれぞれ収納できます。モール付きで、使い方をアレンジできる点も魅力の一つです。このサイドポケットは小型の三脚であれば刺しておくことができます。僕が愛用しているマンフロットのトラベルトライポッドもちゃんと収納できました。
耐久性と信頼性の高い素材
このクリフポケットフルオープンバッグは、カメラ機材をしっかりと保護するために、耐久性の高い素材を使用しています。まず、コーデュラポリエステルを採用しており、非常に高い耐久性を誇ります。さらに、YKK社のタフジッパーを採用しており、優れた耐摩耗性を持ち、壊れにくいファスナーが信頼性を高めます。
快適な使用感と携帯性
長時間の使用でも快適さを保つために、ショルダーストラップにはエアクッションを採用しています。これにより、肩への負担が軽減され、重い機材を持ち運ぶ際でも疲れにくくなっています。さらに、チェストベルトを採用しているため、バッグが体にしっかりとフィットし、安定して持ち運べます。時間に追われる撮影時はこういったちょっとした作りが安心感につながります。
素材とスペック
クリフポケットフルオープンバッグの素材には、表地としてポリエステル100%、底部分には合成皮革、背負い紐クッション部分にはEVA樹脂、裏地にはポリエステル100%が使用されています。サイズは縦約44cm、横約29cm、幅約15cm、容量は約23Lです。
改善点は?
値段からすると、本当に素晴らしい商品であることに間違いはないのですが、いくつか気になった点もあります。一番は防水でない、もしくは撥水機能が付いていない、ということです。中に貴重なものを入れるとすると、水がすぐ染み込んでしまう作りのものは、天候によっては使用を躊躇してしまいます。カメラバッグとして使うのであれば、せめて撥水機能があったらなぁ・・・と思いました。 もう一つは、背面の側面にある、PCなどを入れることができるファスナーが意外と短く、13インチのノートパソコンなら入ると思いますが、それ以上の大きさのノートパソコンは入らない可能性が高い、という点です。ビジネスバッグとして使うのであれば、もう少し、ファスナーの長さだけでも大きめに作られていたら、と感じました。
そして最後にして最大のマイナス点が、ショルダーストラップがあまりにも悪目立ちしすぎるということです。初見で見た時に、パッキン用のプチプチがついているのかと思って外そうとしてしまったくらいに、これが見えていることのデメリットが大きすぎます。これで購入を躊躇してしまう人もいるのではないかと思うくらいです。なぜか裏にはメッシュがついているのに、表はわざと見えるようになっています。せめてここにメッシュがついていれば、と非常に悔やまれる気持ちです。ただ、このプチプチ自体は非常に効果的ではあるので、背中部分にもついててもよかったな、とも思います。
まとめ
クリフポケットフルオープンバッグは、カメラマンにとって、割と実用的なカメラバッグになりうると思いました。ガバッと開くフルオープンデザイン、優れた収納力、耐久性の高い素材、快適な使用感といった多くの魅力が詰まっています。もちろんビジネスシーンでも活用できるとは思いますが、作りやシルエット的には、特殊なシーンを想定した方が活用できるのではないかと思いました。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね