ワークマンオン公式ラインストアブログ 3/4ページ

スタッフ紹介

山田耕史 (ヤマダコウジ)
ファッションアナリスト
大学在学中にデザイナーを志し、卒業後に服飾専門学校に入学し、その後パリへ留学。
帰国後ファッション企画コンサルティング会社、ファッション系ITベンチャーを経て現職。
ブログを中心に誰もが簡単にファッションを楽しめる情報を発信中。3児の父で兼業主夫としても奮闘中。
山田耕史のファッションブログ:
https://www.yamadakoji.com/
Twitter:@yamada0221
冬の服は暖かいのが一番!ムーブフラッシュブロックフリースハイネック
山田耕史
2021/12/20 00:00

冬に嬉しい暖かインナー

冬の服は暖かいのが一番。今回ご紹介する「ムーブフラッシュブロックフリースハイネック」は、ワークにもスポーツにも、そしてカジュアルファッションにも使える、冬に嬉しい暖かインナーです。

6色あるカラーバリエーションの中から、最も落ち着きがあってカジュアルウェアとも合わせやすいブラック杢をピックアップしました。

ハイネックには風が侵入しづらく、体温が逃げにくいという保温性の高さだけでなく、首元が直接アウターに触れることを防いでくれるので、アウターの汚れ防止になります。アウターは家庭で洗濯するのが大変ですし、冬場だと乾くのにも時間がかかります。また、クリーニングに出さなければならないアウターも少なくありませんが、こうやって汚れが付きにくいインナーを選べば、洗濯の回数が減らせたり、クリーニングの出費が抑えられるというような嬉しいメリットもあります。

背面にはリフレクタープリント。夜間外出時の安全性を高めてくれます。

包まれるような暖かさ

ムーブフラッシュブロックフリースハイネック」の最大の特徴は裏面にあります。ひっくり返してみると現れるのはブロックフリース生地。

このルックスだけでも暖かさは伝わるでしょう。実際に着用してみると、すぐにふんわりとした暖かさに包まれます。

しかも、「フラットシーマ」という凹凸が少なくなる特殊な縫製方法が採用されています。縫い目の違和感が軽減されており、より快適に着用、肌へのストレスが軽減されています。

僕は今、ウォーキングにハマっています。昨年膝を痛めたので、激しい運動は避けていたのですが、「速めのウォーキングはランニングよりも消費カロリーが多い」という研究結果が出ていることを知り、ウォーキングをはじめました。 今年の冬、寒くなってからはこのような格好で歩いています。アウターはワークマンx山田耕史共同開発「リペアテック洗えるフュージョンダウン シームレスミドルジャンパー」。一般的なダウンジャケットよりも薄手で軽快なので、ウォーキングにぴったり。パンツも同じくワークマンx山田耕史共同開発の「超撥水シェフパンツ(2021年春モデル)」。生地にストレッチ性はありませんが、ウォーキング程度ならば難なくこなせます。

ウォーキングでは意外と腕を大きく動かすので、「ムーブフラッシュブロックフリースハイネック」のもう1つの特徴である高いストレッチ性も、意外と腕を大きく動かすウォーキングのときは重宝します。

襟元のアクセントにも

ムーブフラッシュブロックフリースハイネック」が活躍するのはスポーツシーンだけではありません。 冬らしいコーデュロイ素材のシャツのインナーとして着用すれば、保温性の確保だけでなく、襟元のアクセントにもなります。パンツはワークマンx山田耕史共同開発「エアロストレッチウォームスラックス」。ストレッチ性が高く、暖かい生地。しかもシンプルデザインですっきりとした細身シルエットなので、カジュアルスタイルにスマートに馴染みます。

軽くて暖かい!フリースサイドジッププルオーバー
山田耕史
2021/11/30 00:00

便利なフリース素材で日常生活をより快適に

元々はアウトドアウェア用に開発されたフリース素材。
軽くて暖かく、気軽に洗濯できてメンテナンスも容易なので、現在は一般的なカジュアルウェアの素材としても幅広く活用されています。
今回ご紹介する「フリースサイドジッププルオーバー」は、そんなフリース素材の特徴を活かした、日常生活がより快適で楽しくなる一着です。

フリース素材が用いられたウェアで多いのは、ブルゾンなどのアウターや、フード付きのパーカですが、この「フリースサイドジッププルオーバー」はスウェットシャツような丸首。なので、幅広い服との相性が良好なだけでなく、その人のライフスタイルに合わせた着こなしが可能です。

お腹の部分には大容量のカンガルーポケット。

そのカンガルーポケットや裾、袖口には、夜間の安全性を高めるリフレクタープリントが施されています。

裾のジップの目的は?

そして、裾の両側にはジップが。

ジップはポケットの上辺りまで引き上げられるようになっています。「フリースサイドジッププルオーバー」にはフロントジップがありませんが、このサイドジップにより細かな体温調節が可能になっているのです。

体温調節だけでなく、体の可動域も広がるので、ヨガなどの特徴的な体使いをするスポーツのウェアとしても重宝しそうです。

機能的なサイドジップを着こなしに活かす

フリースサイドジッププルオーバー」のデザインはパッと見はスウェットシャツとそれほど変わりませんので、カジュアルファッションに難なく馴染みます。こちらは、ワークマンx山田耕史共同開発製品「SOLOTEX蓄熱ステンカラーコート」と「超撥水ウォームシェフパンツ」とのコーディネート。

このように、「フリースサイドジッププルオーバー」はコーディネートに気を遣わなくても着ることができる製品ですが、せっかくなのでその特徴的なサイドジップを活用したいところ。 例えば、チェック柄のネルシャツに「超撥水ウォームシェフパンツ」のベージュという、誰にでも似合うベーシックなカジュアルコーディネートに、「フリースサイドジッププルオーバー」をプラスしてみましょう。

普通に着るだけでも良いのですが、チェック柄が見えるように、サイドジップを上げた着こなしなんていかがでしょうか。

お気に入りの柄や色がチラリと見えるこのような遊び心があると、服を着る楽しみが更に増すと思います。

フリースサイドジッププルオーバー」のカラーバリエーションは全部で4色。980円というお手頃価格なので、コーディネートに合わせて色違いで揃えるのもオススメです。

メリノウール100%!メリノウール長袖丸首シャツ
山田耕史
2021/11/22 00:00

天然の機能素材メリノウール

「メリノウール」という素材名を聞いて、どんなアイテムを思い浮かべるでしょうか? 多くの人の頭に浮かぶのは、セーターではないでしょうか。
メリノウールはメリノ種という種類の羊から取れる毛からつくられた、ウールの中でも最高級の素材。光沢感や美しいドレープ感があるので、高級で上品なセーターによく用いられています。 ですが、メリノウールの魅力はそういった品の良さだけでは留まりません。 実は、メリノウールは天然の機能素材なのです。
メリノウールは吸湿性や速乾性に優れているだけでなく、抗菌機能や防臭機能も高いので、古くから登山などのアウトドアウェアの素材として用いられてきました。 これまで、ワークマンの機能素材には化学繊維が主に使われていましたが、ここ数年メリノウール素材を取り入れた製品開発が進んでおり、現時点での集大成のひとつが今回ご紹介する「メリノウール長袖丸首シャツ」です。

メリノウール長袖丸首シャツ」はウール100%。しかも、メリノウールの中でも、特に珍重されるスーパーエクストラファインメリノを100%使用しています。これで1,900円というお値段はまさに破格。

上品な雰囲気の中に潜む高機能

メリノウール長袖丸首シャツ」のカラーバリエーションはコンとクロという、シックな2カラー。デザインは非常にシンプルなので、幅広いアイテムと着回しができます。

プレーンなクルーネック。

袖口には袖を捲りあげるときに便利なリブが配されています。

袖付けは、スウェットシャツなどのスポーツウェアによく見られるラグランスリーブ。一般的なニットなどで採用されているセットインスリーブよりも腕の可動域が広く確保できるので、動作が楽になります。

そして、何よりも特筆すべきはシンプルなデザインと相まって更に際立つ、生地の上品な表情。この「メリノウール長袖丸首シャツ」だけを見て、あの作業服のワークマンの製品であると見抜ける人はまずいないと思います。

肌着に留まらない様々な活用方法

メリノウール長袖丸首シャツ」の機能性の高さを最も有効的に活用できる着用方法は、肌着にすること。直接肌に触れることで、高い吸湿速乾性や保温性が実感できます。なので、これからの季節は部屋着だけでなく、仕事や外出のときのアンダーウェアとして着用するのがオススメ。
ですが、「メリノウール長袖丸首シャツ」にはまだまだ広い活躍の場面が考えられます。
例えば、ミドラー(中間着)としても着用可能です。
こちらはネイビーのブレザーにチェック柄のシャツ、チノパンツという、ベーシックなアメトラコーディネート。それぞれのアイテムの素材にもよりますが、これからの季節はこのコーディネートだと肌寒く感じる日が増えてきそうです。

そんなとき、シャツの下の肌着として「メリノウール長袖丸首シャツ」を着用するのも手ですが、このようにシャツとブレザーの中間着として着用すると、暖かさが増すだけでなく、見た目の印象まで変えられます。

メリノウール長袖丸首シャツ」の上品な生地感はテーラードジャケットにシャツにも難なくマッチします。

もちろん、一般的なカジュアルファッションにも馴染みます。ワークマンx山田耕史共同開発製品「洗えるフュージョンダウン REPAIR TECH ダウンフーディー」と「超撥水ウォームシェフパンツ」とのコーディネート。街への外出からちょっとしたアウトドアまで、様々なシーンに対応できる一着です。

ワークマンでは現在この「メリノウール長袖丸首シャツ」の他に、スーパーエクストラファインメリノを100%使用をしたロングタイツボクサーパンツが展開されています。タイツは1,900円、ボクサーパンツは980円とどちらもお手頃価格なので、是非お試し下さい。

機能性と低価格を追求!ストレッチV衿ウィンドブレーカー
山田耕史
2021/10/28 00:00

実は使えるプルオーバータイプのウィンドブレーカー

「ウィンドブレーカー」という言葉を聞くと、前にファスナーがあって羽織るようなアウター、とイメージする人が多いのではないでしょうか。 今回ご紹介する「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」は、トレーナーのように上から被って着る、いわゆるプルオーバータイプのウィンドブレーカーです。

ストレッチV衿ウィンドブレーカー」はワークマンのプライベートブランド、wmbの製品で、現場で働くリアルワーカーの為に機能性と低価格を追求しています。
ですが、僕が「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」に惹かれたのはそのデザインです。機能性と低価格を追求するために無駄を徹底的に排除した結果、ミニマルとも言えるくらい、シンプルなデザインに仕上がっています。

デザインだけでなく、生地も魅力的。薄くて軽いポリエステル100%生地はマットな質感で、リアルワーカー向け製品ではなかなか見られない、洗練された印象さえ生まれています

深いVネックは着脱が容易。

右裾にフラップポケット。

マジックテープ式になっており、スマートフォンなどを入れるのにピッタリです。

袖口と裾にはリブが配され、冷気の侵入を防ぎます。

「ちょい足し」で普段着がより快適に

今回「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」の活用方法としてオススメしたいのが、普段のコーディネートに「ちょい足し」すること。
例えば、スウェットのプルパーカに、ジーンズというベーシックなカジュアルコーディネート。現在、若者を中心に古着の人気が非常に高まっており、その中でもスウェットプルパーカは古着屋さんでも商品数が枯渇しつつある注目アイテムです。

暖かく、動きやすいのがスウェット素材の魅力ですが、秋が深まり寒風が吹くようになると、その冷気は生地を通り抜けて体を冷やしてしまいます。そんなときにスウェットパーカの上から「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」を着れば、風をシャットアウト。「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」の生地にはストレッチ性もあるため、動きやすさは損なわれませんし、深いVネックはフードがあっても気軽に着脱できます。

このように、「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」をアウターのように「ちょい足し」するだけでなく、インナーに「ちょい足し」するのもオススメです。こちらはワークマン「ヘビーウエイトコットン オーバーサイズ長袖Tシャツ」に、コットン素材のミリタリージャケットを羽織ったコーディネート。ボトムスは暖かさと動きやすさ、そしてシンプルデザインが魅力のワークマンx山田耕史「AERO STRETCH ウォームスラックス」です。

スウェットパーカ同様、コットン素材のミリタリージャケットは風を通してしまいます。ですので、寒風で肌寒くなった場合はTシャツの上に「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」を着ると、体感気温が格段にアップします。

今年は秋が短く、すぐに冬の寒さになってしまいましたが、防寒力が低い秋アウターでも、インナーに「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」を着ることで、長い期間着られるようになります。
また、「ストレッチV衿ウィンドブレーカー」は薄くて軽いので、畳んで鞄の中に入れておいてもストレスにならず、撥水加工も施されているので、ちょっとの雨ならレインコート代わりにも活用可能。ぜひ一度、お試し下さい。

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シンプルなデザインが魅力!制電加工裏起毛 長袖ハイネック
山田耕史
2021/10/27 00:00

580円の「ガチ系」ワークウェア

こちらのブログでは過去に何度もご紹介している「ガチ系」ワークウェア。リアルワーカー向けなので、丈夫で機能的、そして汚れたり破れたりしても気軽に買い替えられる低価格が魅力です。最近では「加工糸カーゴパンツ」をご紹介しました。 今回ご紹介する「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」も、そんな「ガチ系」ワークウェア。お値段はなんと、580円というお手頃価格です。

製品名の通り、「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」の最大の特色は静電気が起きにくいということ。現場によっては静電気が原因による火花が事故の原因となることもあるので、その防止が目的です。
ですが、この機能が役立つのはワークシーンだけではありません。これから寒くなって湿度が下がると、指先がパチっとなる静電気に悩まされる人は少なくないでしょう。「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」はそんな不快を軽減してくれます。

また、一般的なカジュアルウェアと馴染みやすいシンプルなデザインも魅力。

胸元にはあると何かと便利なポケット。

袖口はリブ仕様になっているので、冷気の侵入を防いでくれます。

そして、これからの季節に嬉しいのがこちらの裏起毛。着用したときのひんやり感が少ないので、部屋着としても活躍してくれます。

シンプルデザインなので、普通のカジュアルなTシャツと同じように、気軽に普段着と合わせられます。最近はめっきり気温が下がったので、「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」一枚で外に出るとちょっと肌寒いでしょうが、秋の定番アイテムであるネルシャツを羽織れば、誰にでも似合うカジュアルスタイルの出来上がり。

合わせているパンツはワークマンx山田耕史「超撥水ウォームシェフパンツ」。暖かみのあるコーデュロイ素材、そして裏側はフリース素材という、まさに鉄壁の防寒カジュアルパンツです。

ビジネススタイルにもハマる「秘密」

制電加工裏起毛 長袖ハイネック」が活躍するのはカジュアルスタイルのときだけではありません。「ガチ系」ワークウェアながら、テーラードジャケットに合わせたビジカジスタイルにも全く違和感なくマッチします。

しかも、合わせているパンツは同じくワークマンの「ガチ系」ワークウェアである「綿混スラックス」。こちらもシンプルなデザインで、ワークシーンだけでなく、カジュアル、そしてこのようにビジネスシーンでも着用可能なオールマイティーさで、なんと980円です。
実は、「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」がこのようにビジネススタイルにもマッチするのには、秘密があります。それはこのハイネック。一般的にテーラードジャケットに合わせるアイテムは襟付きのシャツが定石。ビジカジスタイルにはテーラードジャケットに丸首のTシャツを合わせる例がよくありますが、丸首Tシャツは襟がないのでテーラードジャケットとはあまり相性が良くありません。その点、「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」ハイネックがシャツの襟の代わりになってくれるので、テーラードジャケットと相性が良好で収まりが良いのです。

しかも、首筋が直接テーラードジャケットに当たらないので、襟が皮脂で汚れにくいというメリットもあります。
様々なシーンで重宝する「制電加工裏起毛 長袖ハイネック」。これからの季節、持っておいても損はない一着です。

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トートバッグとリュックサックの2WAYで使える「撥水2WAYポケッタブルライトトート」
山田耕史
2021/09/29 00:00

機能満載の最進化版トートバッグ

トートバッグというと、どんなアイテムを想像されるでしょうか?最近特に増えたエコバッグの多くもトートバッグですし、ビジネスウェアにレザー素材のトートバッグを持つ人も増えています。そんな数あるトートバッグの中でも、今回ご紹介する「撥水2WAYポケッタブルライトトート」はトートバッグの最進化版とでも言うべき製品に仕上がっています。 まず。パッと見はポケットが沢山あるトートバッグかな、という印象です。

裏返してみるとストラップが2本。つまり、トートバッグとリュックサックの2WAYで使えるバッグなのです。

開口部にはジップが設けられ、中の荷物が飛び出す心配はありませんし、セキュリティの面でも安心感があります。

大容量のジップポケット。生地には撥水加工が施されています。

そして、その脇には内容量によってマチを変えられるストラップが付いています。これがあるとないとでは大違い。特にリュックサックとして使う場合の安定感、そして重さの体感がかなり変わってきます。

ストラップに備えられたベルトも、重さの体感が変わる重要なディティール。

トートバッグの持ち手はベルクロでまとめられるようになっています。

また、リュックサックのストラップの末端は取り外せるようになっています。

ストラップを外してポケットに入れられるので、トートバッグとして持つ時の邪魔にならず、印象もスマート。

そして、ストラップを外すと目につく中央のベルトは、キャリーバッグのハンドルに付けられるようになっています。

内部にはジップ式の内ポケットが。

イラストが地味に嬉しい理由とは?

バッグを畳んで裏返してこの内ポケットに入れられる、パッカブル機能も備えています。

地味に嬉しいのがこのバッグのイラスト。ワークマンにはバッグやウエアなど、パッカブルの製品が数多くあるので、こうやって小さくまとめた状態で保管していると、どれがどの製品なのかわからなくなってしまう事があるんです。そんなとき、こんなイラストがあるとひと目中身が何かわかるので、非常に便利です

カラーバリエーションは3色。

街歩きからアウトドアまで幅広く活躍

ファッション的に使いやすいのはやはりブラック。目立つロゴなどは全くない、シンプルなデザインなので、上品なジャケットスタイルにもマッチします。これからの季節ならば、シャツの上にトラディショナルなツイード素材のテーラードジャケットを羽織って街を散策、というのも良さそうです。

ワークマンx山田耕史「洗えるフュージョンダウン REPAIR TECH シームレスミドルジャケット」に、ワークマンの定番商品である「AERO STRETCHクライミングパンツ」というアクティブなコーディネートなら、ちょっとしたトレッキングにも対応可能。パッカブルなので、秋の行楽のお供にバッグに忍ばせるのにも好都合です。

実用性から生まれた機能美「加工糸カーゴパンツ」
山田耕史
2021/09/28 00:00

実用性から生まれた機能美

ファッションには様々な楽しみ方がありますが、「誰も注目をしていないアイテムに価値を見出す」のもそのひとつ。そして、今回ご紹介する「加工糸カーゴパンツ」も、ファッション的には「誰も注目をしていないアイテム」です。 その理由は製品画像を見れば一目瞭然。最近ワークマンでも増えてきた、洗練されたデザインの製品ではなく、リアルワーカーに向けて実用性と低価格を追求した「ワークマンベスト」ブランドの製品だからです。「加工糸カーゴパンツ」をファッション目的で買って行く人はほとんど存在しないでしょう。

製品を手にとってよく見てみると、実用性重視であるからこそ生まれた機能美が存在していることがよくわかります。

太もも脇に備えられたカーゴポケットは、フラップが開閉しやすいようにやや前方にボタンがあしらわれているのですが、これこそが実用性の追求が生んだデザインと言えるでしょう。

ウエスト部分のベルトループは一般的なパンツと比べて2~3倍くらいの太さ。最近はシャツだけでなく、Tシャツなどの裾をウエストに入れるタックインスタイルが若者の間で人気ですが、この太いベルトループはタックインしたときに良いアクセントになってくれます。

右側のカーゴポケットには「WM BEST」のタブが。この他にはロゴやカラーステッチなどの実用性とは無関係のデザインは盛り込まれておらず、全体的には非常にシンプルな印象です。

ゆったりとしたストレートシルエット。癖がないので様々な服と合わせられます。

トラディショナルなシャツにも合わせられる清潔感

加工糸カーゴパンツ」にはポリエステル100%の生地が用いられていますが、実用性重視でシワになりにくいので、意外と清潔感もあります。ですので、こちらのように上品なチェック柄のシャツとの相性も良好。2色の細い格子柄のタッタソールチェック柄は、18世紀に馬市で馬にかけられた毛布が由来となっている、伝統的な柄。「加工糸カーゴパンツ」はそういったトラディショナルな服にも馴染みます。

また、極限状態である戦場もカーゴパンツが活躍した場所のひとつ。迷彩柄のミリタリージャケットとの相性は抜群です。インナーのTシャツはワークマンの「ヘビーウエイトコットン オーバーサイズ長袖Tシャツ」です。コットン100%の肉厚な生地はミリタリーアイテムやワークアイテムとの親和性が高く、秋冬のインナーとして大活躍してくれるでしょう。

お値段はなんと!399円(税込)GIカラーベルト
山田耕史
2021/08/31 00:00

お値段ワンコイン以下の超お手頃製品

ワークマンの大きな特徴のひとつが「手頃な価格」。高い機能性がありながら、一般的な低価格ブランドよりも更にお安いアイテムが揃っています。 そんなワークマンの製品の中でもワンコイン以下、いやそれどころか400円以下という価格の製品があるのです。 それが今回ご紹介する「GIカラーベルト」。そのお値段はなんと、399円(税込)です。

以前から展開されていた製品ですが、今回ご紹介するのはバックルなどのメタルパーツがブラックカラーでつや消し加工が施された新モデル。着脱が容易で丈夫であることからワークシーンで愛用されていましたが、メタルパーツがつや消しになることで、機能性はそのままに、より一般的なカジュアルウエアとの馴染みが良くなりました。

ウエストは100cmまで対応可能。長過ぎる場合は切って自分の好きな長さに調節ができます。

カラーバリエーションは全部で6色。落ち着いた印象で様々な服と無難に合わせられるブラックやチャコールだけでなく、コーディネートが楽しめるブルーやグリーン、パープルといった鮮やかな色も揃っています。

今回は「GIカラーベルト」を合わせるパンツとして選んだのが、ワークマンの「綿混スラックス」です。長い販売実績を誇るワークマンの定番ワークパンツですが、現場作業だけでなくオフィスワークにも対応可能な上品な一本。今回はそんな「綿混スラックス」を使い、ベルトの色でどれだけ印象が変わるかを試してみました。

定番のブラックとポップなパープル

まずはブラックの「GIカラーベルト」から。ブラックはベルトの一番ベーシックなカラー。どんな服にもマッチする汎用性の高さが魅力です。例えば、オーセンティックなタータンチェック柄のシャツとネイビーのチノパンツという、トラディショナルなキレイ目カジュアルスタイルにも違和感なくマッチします。

今回もう1本選んだのがポップな印象のパープル。

ワークマンの「ヘビーウエイトコットン オーバーサイズ長袖Tシャツ」と合わせてみました。最近若い人の間で人気の、Tシャツの裾をタックインするスタイルにも「GIカラーベルト」は最適です。特に、このパープルのような明るい色合いのベルトはコーディネートの良いアクセントになってくれるでしょう。

2本買っても798円(税込)!

まずはブラック。そして、2本目としてお好きな色を選んでも798円(税込)。こんなお買い物、ワークマン以外ではなかなかできないのではないでしょうか。

高い通気性で抗ウイルス加工「抗ウイルスジャケット」
山田耕史
2021/07/28 00:00

スイスのテキスタイル会社が開発した抗ウイルス技術

スーツ(テーラードジャケットとスラックスのセットアップ)やシェフパンツなど、2021年春夏では数多くのワークマンx山田耕史共同開発製品が発売されましたが、今回ご紹介する「抗ウイルスジャケット」はそのトリを飾るアイテムです。

これまで、当ブログでご紹介してきたワークマン製品はそれぞれ特徴的な機能がありましたが、「抗ウイルスジャケット」の機能はなんと「抗ウイルス加工」。スイスのHeiQ Materialsという先進的なテキスタイル会社が開発した抗ウイルス技術を使用し、特定のウイルスの数を減少させるという加工が施されています。

多彩なポケットによる抜群の収納力

そんな驚きの機能を備えた「抗ウイルスジャケット」ですが、特色はそれだけではありません。まず、パッと見でもわかるのがポケットの数の多さ。

最も特徴的なのが、右胸上部のスナップボタン式ポケット。この位置にポケットがあるのは非常に珍しいと思います。サイズや位置的にマスクやサングラスを入れるのにピッタリ。もちろん、スマートフォンも入れられます。

左胸のポケットはスナップボタン式とファスナーの二重構造。

両裾のポケットも二重構造になっており、収納力は抜群です。

夏場でも気軽に羽織れるベンチレーション

これからの時期にアウターはもう暑いのでは?と思われるかもしれませんが、「抗ウイルスジャケット」にはベンチレーションが多数設けられ、高い通気性が確保されています。背面の首元や脇にはドットタイプのベンチレーション。

そして、背中上部の裏面はメッシュ素材があしらわれているので風通りが良くなっています。

また、襟にはフードが内蔵されているのですが、収納ポケットが曲線を描いており、非常に洗練された印象を醸し出しています。

開発テーマは「スーツにも合うアウター」

抗ウイルスジャケット」は「スーツにも合うアウター」として開発されました。ですので、上品な印象のストライプ柄のシャツに、ワークマンx山田耕史共同開発製品である「DotAir 2WAYパンツ」を合わせた、ビジカジコーディネートの上に羽織っても違和感はありません。

多数のポケットはもちろんアクティブシーンでも活躍してくれます。山テイストのTシャツにナイロンショーツという、アウトドアコーディネートにもベストマッチ。ウイークデーから行楽まで、幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。

イージスブランドの防水ショートパンツ「3レイヤー透湿レインショートパンツ」
山田耕史
2021/07/27 00:00

高スペックの防水ショートパンツ

防水機能や撥水機能を備えたアウターやパンツは今や珍しくありませんが、防水機能を備えた短パンはなかなか見ないのではないでしょうか。 今回ご紹介する「3レイヤー透湿レインショートパンツ」は耐水圧10,000mmという防水性に加え、25,000g/㎡/24hという高い透湿性を備えたショートパンツです。

ラミネート加工が施された生地に加え、ポケットには高品質ファスナーの代名詞的ブランドであるYKK社製の止水ジップを採用。スマートフォンなど、雨に濡らしたくないアイテムを入れていても安心です。

それに加え、「3レイヤー透湿レインショートパンツ」の特色はなんと言ってもシンプルでベーシックなデザイン。

ウエストはウェビングベルトが採用され、片手で簡単に脱着とサイズ調節ができるようになっています。余ったベルトが邪魔にならないように、ベルトループも備え付けられているという親切設計。フロントはスナップボタン式のファスナー開きになっているのも見逃せない便利ポイント。

裾にはイージスロゴのリフレクタープリントが施され、夜道での視認性をアップ。

クライミングパンツによく用いられている、高い可動域を確保するガゼットクロッチを採用。股下に縫い目がないので、長時間自転車に乗っても股が痛くなりにくいというメリットもあります。

右後方にはファスナーポケットが。こちらは止水ジップではありませんが、雨を防ぐフラップが設けられているので、ちょっとやそっとでは水は入ってこないでしょう。

裏返してみると、縫い目の裏側に水の侵入を防ぐテープが貼られていることがわかります。

意外と使える防水ショートパンツ

防水ショートパンツは主に釣り用のウェアとして着用されることが多いようですが、日常生活でも活躍の機会は少なくないでしょう。例えば、リラックス感のある開襟シャツにタイダイ柄のTシャツを合わせたリゾートウェア。プールサイドや海などで椅子や床が濡れている場合でも気にせず座れるというメリットは、使ってみると意外と重宝することがわかります。

また、スポーツ観戦やアウトドアシーンでも、意外と座りたい場所が濡れているということはあったりします。夏らしいシアサッカー素材のストライプ柄のシャツに合わせれば、ちょっとした散歩などにもマッチする大人カジュアルスタイルの出来上がりです。雨上がりの夕方、文庫本でも持って散歩に行くという夏の楽しみ方も素敵でしょう。

夏の悩みを解消してくれる一着!冷感コンプレッション長袖ミドルネック
山田耕史
2021/06/28 00:00

夏が近づいてきました。これからの季節、気になってくるのが暑さによる汗や日差しの強さによる日焼け。 今回ご紹介する「冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」は、そんな夏の悩みを解消してくれる一着です。

基準値を大幅に上回る冷感性

製品名にも冠されている「冷感」は「冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」の最大の特徴。接触冷感の一般的な基準は0.1ですが、「冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」に用いられている「WILD ICE」糸はなんとその基準を大幅に上回る0.185という高い冷感性を誇ります。実際に着用してみるとわかりますが、生地が肌に触れるとひんやりとした感触があります。

また、紫外線カット率は95%以上。「冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」は長袖なので、腕の日焼け対策に非常に効果的です。更に、縫製にはフラットシーマと呼ばれる凹凸が少ない方法が採用されており、肌へのストレスが大幅に軽減されています。夏場は汗などで肌が痒くなってしまう事も多くありますが、こういった細かい仕様で快適性の向上が図られています。

製品を見ていきましょう。

脇部分はメッシュ生地に切り替えられており、通気性が高くなっています。

冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」はやや高めの襟元も特徴的。これにより、首元の日焼けが防げますし、頭から流れてくる汗を効率的に吸収してくれます。

機能性もキチンと感も重視した大人スポーツコーディネート

冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」一枚でスポーツするのももちろんアリですが、ちょっと本格的過ぎる印象もあります。また、細身で体のラインがしっかり出てしまうことに抵抗がある人も少なくないでしょう。 例えば、ゴルフなどの大人な雰囲気もスポーツも楽しめる、トラディショナルな印象のポロシャツと合わせてみるのはいかがでしょうか。合わせているパンツはワークマンx山田耕史共同開発製品の「DotAir2WAYパンツ」。テーラードジャケットとセットアップになっているスラックスなので、キチンと感はバッチリ。更に、ストレッチ性や通気性などの機能も充実しているので、アクティブシーンでも十分活躍してくれます。

また、日常的なカジュアルウェアのインナーとしても役立ちます。品のあるストライプ柄のオックスフォードシャツにチノショーツという定番カジュアルアイテムのインナーに「冷感コンプレッション 長袖ミドルネック」を仕込めば、夏場の汗も気にならない大人のキレイ目コーディネートの完成です。

ワークマンの製品はその機能性の高さ故にアクティブシーンで着用するモノ、というイメージが強いかもしれませんが、今回ご紹介したようにインナーで使うと様々なシーンでの快適性がアップします。是非、お試し下さい。

夏の定番インナー!ICE ARMOUR(アイス アーマー)半袖クルーネック
山田耕史
2021/06/25 00:00

冬の防寒着と並び、ワークマンの真価が発揮されれるのが夏の暑さ対策アイテム。今回ご紹介する「ICE ARMOUR 半袖クルーネック」は、長年強い支持を集め続けているワークマンの夏の定番インナーです。

高い冷感性と動きやすさ

生地には高い冷感性を誇るWILD ICEを採用。その冷感性を最大限に活かすために、特殊な編み方が用いられています。袖はラグランスリーブで広い可動域を確保。腕が楽に動かせるようになっています。

今回僕がピックアップしたのは夏のインナーとして最も汎用性の高いホワイト。

脇部分はメッシュ生地で切り替えられており、通気性が高められています。

ICE ARMOUR 半袖クルーネック」はその製品名通り、丸首のクルーネック。最もベーシックな形状なので、幅広いアイテムとの相性が良好です。

シャツのインナーに着て夏スタイルを快適に

今回僕が提案したいのは、「ICE ARMOUR 半袖クルーネック」をシャツのインナーとして活用するということ。 「ICE ARMOUR 半袖クルーネック」はシルエットが細身なので、上に着るシャツを選びません。どんなシャツを着てもそのファッション性を邪魔することなく、冷感性や吸汗性などの夏場に嬉しい機能が体感できます。 例えば、夏らしい賑やかなデザインの柄シャツに、鮮やかな色のナイロンショートパンツというリゾートカジュアルコーディネートのインナーに着用すれば、楽しい雰囲気はそのままに海でも山でも快適に過ごせます。

シックな印象のブラックのシャツのインナーにも最適。モノトーンカラーで大人っぽく仕上がります。ボトムスにチノ素材のショートパンツを合わせれば、行楽から街着まで幅広く対応可能なカジュアルスタイルの完成です。

高次元の耐滑性能!ファイングリップアーバン
山田耕史
2021/05/31 00:00

服好きを悩ませる雨

2021年の梅雨入りは平年よりもかなり早くなっているようです。雨の日に困るのが、靴選び。防水性などの機能性を重視すると、どうしてもデザイン性を犠牲にせざるを得ないのが、多くのファッション好きの悩みではないでしょうか。 ですが、ワークマンの「高撥水キャンバスデッキシューズ」はそんな悩みを吹き飛ばしてくれる画期的な製品でした。見た目はシンプルでベーシックなデザインで、幅広い服装にマッチするデッキシューズ。なのに、高撥水加工が施されているという、夢のようなスニーカーです。

今回ご紹介する「ファイングリップアーバン」は、そんな「高撥水キャンバスデッキシューズ」とは違った特徴を持つ、雨の日に最適なスニーカーです。

厨房から街に飛び出した「すべらない」スニーカー

ファイングリップアーバン」の最大の特徴は「耐滑底」。つまり、「すべりにくいソール」です。

ファイングリップアーバン」のベースとなっているのが、ワークマンの大ヒット商品「ファイングリップシューズ」。

元々は油などで床がすべりやすくなっている厨房で用いられる「ガチワーク」アイテムでしたが、雨の日の地面でもすべりにくい事が話題となり、女性を中心にSNSで拡散されました。 雨の日、駅構内のタイルや、街角のマンホールで足元が滑ってしまった経験は、誰しもが持っているでしょう。この「ファイングリップシューズ」を雨の日に着用すると、明らかに一般的なスニーカーよりも「すべらない」ことが実感できます。

洗練デザインの「すべらない」シューズ

今回ご紹介する「ファイングリップアーバン」はそんな「ファイングリップシューズ」と同じソールを採用し、アッパーのデザインをスタイリッシュにしたアップデートバージョン。

細身でシンプルなデザインです。

特に、ブラックはソールも含め全パーツが真っ黒なので、洗練された印象です。

迷彩柄からスーツまで幅広くマッチ

シンプルでベーシックなデザインなので、幅広い服装にマッチします。これからの季節、カジュアルファッションの中心となるショートパンツとも相性良好。ワイルドな印象のカモフラージュ柄のカーゴパンツにもばっちりマッチします。

細身のスタイリッシュなシルエットは上品な服装の足元にも馴染みます。例えば、ワークマンx山田耕史共同開発製品のソロテックススーツ。「ファイングリップアーバン」は革靴に非常に近いオールブラックなので、スニーカーと言えど悪目立ちしません。適度にクッション性があり、履き心地も良好なので、通勤は「ファイングリップアーバン」、オフィスでは革靴という使い分けも出来るでしょう。

もちろん、「ファイングリップアーバン」の一番の魅力は「すべりにくさ」による安全性の高さ。体を大事にして欲しい人へのプレゼントにも最適です。

抗菌消臭機能を備えている!綿混アニエールPLUS(プラス)カーゴパンツ
山田耕史
2021/05/26 00:00

加齢臭までも消臭、抗菌してくれるガチワークウェア

僕が以前から密かに楽しんでいたのが、ワークマンのリアルワーカー向けのガチワークウェアをファッション視点で着るということ。最近ではこちらのブログで、そんな視点で面白いと感じた「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」や「WM COOL(ダブルエム クール)カーゴパンツ」をご紹介してきました。 そして、今回ご紹介する「綿混アニエールPLUSカーゴパンツ」も同じようにリアルワーカー向けのガチワークウェアであることは、こちらの製品画像で一目瞭然でしょう。

リアルワーカー向けガチワークウェアで求められるのは、何よりも機能性の高さ。「綿混アニエールPLUSカーゴパンツ」動きやすさや耐久性だけでなく、抗菌消臭機能も備えています。しかも、汗の臭いだけでなく、加齢臭までも消臭、抗菌してくれます。

カジュアルウェアとして着られるファッション性

当然、僕が「綿混アニエールPLUSカーゴパンツ」をピックアップした理由はそういった機能性の高さだけではありません。 カジュアルウェアとして普通に着られるという、ファッション性も十分備えているのが、僕にとっての「綿混アニエールPLUSカーゴパンツ」の最大の魅力です。

特に、右側面のカーゴポケットはジップ式になっており、クールな雰囲気。

左側面のカーゴポケットもメタル調のボタンが用いられ、洗練された雰囲気です。

膝部分の切替は、当然動きやすさや耐久性を追求したディテールですが、適度にシンプルなデザインなので、一般的なカジュアルウェアと合わせても目立ちません。

太ももの内側はメッシュ素材の切替があしらわれています。こちらも、通気性を高める為の機能ディテールですが、直線的なパネル構成になっており、洗練された雰囲気を醸し出しています。

ウエスト側面には一部ゴム仕様になっているので、ベルトレスでの着用も可能。そして、シルエットは適度に細身なストレートで、いかにも作業着という雰囲気はありません。

スタンダードなカーゴパンツとして着用可能

カーゴパンツはミリタリーウェアや、ワークウェアの定番アイテムとして定着していますが、「綿混アニエールPLUSカーゴパンツ」もそういった一般的なカーゴパンツと同じような気分で着用可能です。 最も馴染みやすいのが、ミリタリーやワークウェアとの親和性が高い、アメカジファッション。カレッジプリントのTシャツにボタンダウンシャツという、スタンダードなアメカジアイテムとなら、全く違和感なく合わせられます。

モードアイテムにも合わせられる懐の深さ

それだけではありません。ミニマルなジップが特徴的な、モードな雰囲気のブラックのブルゾンにも馴染みます。直線的な切替が多用されている「綿混アニエールPLUSカーゴパンツ」は、モードアイテムにも合わせられる懐の深さも併せ持っているのです。

一般的にはファッションアイテムとしては見られないリアルワーカー向けガチワークウェアも、こうやってファッション的な視点で見てみると、自分だけの世界が広がるかもしれません。是非、試してみて下さい。

ファッションアイテムとして着用!?WM COOL(ダブルエム クール)カーゴパンツ
山田耕史
2021/05/06 00:00

意外にも洗練されたデザインのガチワークパンツ

先日の記事で、「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」をご紹介しました。「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」は、最近ワークマンで増えてきたファッション性を意識した製品ではなく、ワークの現場で着用されることを目的に機能性に特化した、いわばガチワークアイテム。 そして、今回ご紹介する「WM COOL(ダブルエム クール)カーゴパンツ」もガチワークアイテムであることは、こちらの製品画像でも十分伝わると思います。

このような画像だけを見ていると、ファッションアイテムとして着用するなんてことは思いも寄らないかもしれません。

そういったイメージを取り払い、純粋なプロダクトとして製品を見てみると、意外にもファッション用途としても着用可能なデザインであることが感じられるではないでしょうか。

まず目につくのが、右太もも脇にあしらわれたカーゴポケット。ポケットを横断するジッパーはワークの現場での利便性を追求して生まれたディテールですが、洗練されたデザインとして控えめながら存在感を放ちます。

ポケットのフラップにはペン差しが。こういった、いかにもワークマンらしいディテールは、ワークウエア好きには嬉しいところ。「WM BEST COOL」のタグからわかるように、夏場に重宝する清涼感のある素材が用いられています。

左側のカーゴポケットはシンプルですっきりとしたデザイン。

ウエストは一部ゴム仕様になっているので、ウエストにあったサイズを選べばベルトレスでも着用可能。もちろん、ベルトループも付いているのでベルトをしてトップスをタックインしてもサマになります。

すっきりとしたストレートシルエットです。

ネイビーをベースに春カラーを楽しむ

グレー、モスグリーン、サックスのカラーバリエーションがありますが、ファッション性が高いのは圧倒的にネイビー。ネイビーはメンズカジュアルファッションのベーシックカラーでもあるので、幅広いアイテムやカラーとの相性が良好です。 例えば、軽快なホワイトのコットンカーディガンに、明るい印象のピンクのTシャツという春らしいトップスに合わせても、難なく馴染みます。

印象の強いパープルのシャツに合わせても問題ありません。

WM COOL(ダブルエム クール)カーゴパンツ」は企業のユニフォームとしての着用も想定して開発されているため、適度に上品な印象なのも見逃せません。 機能的なディテール、素材ながら大人のカジュアルスタイルでも着用可能な品の良さも兼ね備えた、ワークマンの隠れた銘品です。

夏に嬉しい機能満載!スーパーアニエールボタンダウン 半袖ポロシャツ
山田耕史
2021/04/30 00:00

ジャケットのインナー、オススメは襟付きトップス

先日発売されたワークマン×山田耕史共同開発製品のソロテックススーツドットエアスーツ。主にワークシーンでの着用を想定して開発された新感覚のスーツ(セットアップ)です。 両製品とも、ソロテックスとドットエアという機能性の高い生地を採用しているため、いわゆる普通のスーツよりもカジュアルな印象が強めです。こういったスーツのインナーにはTシャツを合わせるケースが多いのですが、僕個人的にはテーラードジャケットのインナーには襟付きのトップスがベストマッチだと思っています。 スーツのインナーは襟付きのシャツが最も一般的なアイテムであるため、デザイン的にシャツから離れれば離れるほど、違和感が生まれやすいのです。 その点、ポロシャツのデザインはシャツと非常に近しいため、スーツのインナーにしても比較的馴染むアイテムです。

夏に嬉しい機能満載のポロシャツ

数あるワークマンの春夏製品のなかで、ソロテックススーツとドットエアスーツのインナーとしてオススメしたいのが、「スーパーアニエールボタンダウン 半袖ポロシャツ」です。

製品名にも冠されているアニエール加工により、繊維に付着した汗臭を消臭する機能だけでなく、 ニオイの原因菌の増殖を抑制する抗菌機能もあるので、夏場のワークウエアにぴったりの一着。しかも、毛玉防止機能まで備えているので、ガンガン洗えます。

スーツからアクティブシーンまで幅広く活躍

デザインは非常にシンプルですが、襟のカタチが崩れにくいボタンダウンカラーになっているので、一般的なポロシャツよりもキチンとした印象。

実用的な胸ポケット。

軽く、爽やかな肌触りの生地。

ドットエアスーツのインナーにしてみると、このように上品な印象ながらも、高い機能性で暑い夏でも気持ち良く過ごせるでしょう。

もちろん、普通のポロシャツとして日常のカジュアルファッションに取り入れるのも◎。ラフな印象の迷彩柄のハーフパンツに合わせると、大人の上品な休日カジュアルスタイルの出来上がりです。機能性の高さを活かして、アクティブウェアやルームウェアとしても活躍してくれるでしょう。

5色あるカラーバリエーションのなかで、特にオススメなのがホワイトとネイビー。汎用性が高いので、誰にでも似合い、どんなスタイルにもマッチしてくれます。

ワークウエアの機能美が活きた一着「エアロストレッチ4WAYジョガーパンツ」
山田耕史
2021/04/12 00:00

ワークウエアに生まれる機能美

ワークウエアの高い機能性はそのままに、デザインを徹底的にシンプルにする。ワークマンx山田耕史共同開発「エアロストレッチ4WAYジョガーパンツ」は、そんな僕の理想が実現された製品の1つです。

基本的にワークウエアにとってデザインは二の次。仕事現場での実用的なツールとして、機能性が最優先されています。とはいえ、そうして機能性を最優先した結果、まさに機能美と言うべき洗練されたデザインが生まれるのもワークウエアの面白いところです。 ですが、残念ながら機能とは無関係の過度なデザインが付け加えられることにより、せっかくの機能美が損なわれているワークウエアも少なくありません。

ワークウエアの機能美が活きた一着

僕はワークマンと共同開発を行うにあたり、基本的にお願いしていることは「デザインをシンプルにして下さい」ということ、ただそれだけです。 そうして生まれた「エアロストレッチ4WAYジョガーパンツ」はワークウエアの機能美が徹底的に活きています。

エアロストレッチ4WAYジョガーパンツ」の最大の特徴は裾に向かって細くなっているシルエット。

後面から裾を見ると、リブが配されていることがわかります。これにより、足さばきが軽快になり、ワークの現場での事故の減少に繋がります。もちろん、自転車やジョギングなどのアクティブシーンでも活躍してくれるディティールです。

前面にはリブはありません。これにより、すっきりとした印象が生まれます。

ベルトループにはD管。

スマートフォンを入れるのにぴったりな太ももには設けられているポケットは、デリバリーなどでバイクに乗るワーカーに好評だそうです。

膝部分は立体的なつくりになっており、脚の屈伸がスムーズに行えます。

バックポケットはジップが付けられ、貴重品を入れていても安心です。

非常にストレッチ性が高く、薄く、軽い生地。

更に撥水加工も施されています。

カジュアル&キレイ目春のシャツスタイル

徹底的にシンプルなデザインなので、合わせる服を選びません。オーセンティックなワークシャツにTシャツという、ベーシックなアメカジコーディネートには難なくマッチします。

また、ちょっと上品な雰囲気もOK。キレイ目な印象のストライプ柄のシャツにもすんなり馴染みます。

もちろん、スポーツやアウトドアなどのアクティブウェアとの相性は更に良好。これからの外に出たくなる季節にうってつけの一着です。

機能性を徹底追及して実現した洗練デザイン「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」
山田耕史
2021/04/07 00:00

あの日楽しんでいた「ワークマンでの宝探し」

「ワークマンはオシャレになった」。確かにそうです。
以前と比べると商品のファッション性はここ数年で飛躍的に向上しました。セレクトショップなどのファッション専門店に置かれていても違和感のない商品だって少なくありません。
僕個人的には、ファッショナブルな商品が増え、人気が高まるワークマンを見て嬉しい反面、ちょっと寂しい気持ちがあるのも事実なんです。
僕がワークマンと出会ったのは約10年前。当時のワークマンに並んでいたのはお世辞にもファッショナブルとは言えない、リアルワーカー向けのガチワークウエアばかり。とはいえ、僕は当時のそんな商品の中からファッションにも使えそうなアイテムを見つけるという、宝探し感覚を楽しんでいたんです。
「もう今のワークマンでは昔のような宝探しはできないかな?」と思っていたのですが、それは僕の勘違いだという事に気付きました。
今回ご紹介する「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」をワークマンプラスの店頭で見つけたからです。

機能性を徹底追及して実現した洗練デザイン

オンラインストアでの「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」の説明文がこちら。
”ワークマンの今まで培ってきた技術を全て注いだ一着。
着心地、動きやすさ、安全性、利便性など、あらゆる角度から機能を徹底追及。
突起物がないデザインなので、小さなキズでも問題になる作業などにも最適。”
この文章だけで、「WM Bizz(ダブルエムビズ) 裏綿ストレッチマルチスラックス」がガチのワークウエアであることがわかるでしょう。
そのデザインは意外にも洗練されています。その理由はブラック一色で統一されたボディカラーに依るところが大きいでしょう。

特徴的なのは、膝のディテール。

太もも前面に作業用具が簡単に出し入れできるマジックテープ式のポケットが設けられています。

脇のポケットは左右ともに二重構造になっており、小物の収納にぴったり。

後ろポケットは独特の形状になっています。出し入れがしやすいように配慮された、機能性のためのデザインですが、非常に洗練された印象も持ち合わせています。

そして、ウエストの脇部分にゴムが付けられています。作業中にかがんだりしても、お腹を圧迫しないためのディテールですが、こういった機能は日常生活でも嬉しいですよね。

膝後部にはリフレクターが配されているのですが、ボディとほぼ同色で目立ちません。

ガチのワークウエアでありながら都会的

このように、機能性を極限まで追求したガチのワークウエアでありながら、モードの雰囲気すら漂う都会的な印象も感じられる一着。ファッション的にも幅広く着用できます。

まずは、ワークウエアの雰囲気を活かしたストリートコーディネート。カレッジプリントのスウェットパーカを合わせれば、スケーターの雰囲気も感じられるカジュアルコーディネートの完成です。

続いて、洗練された印象を活かしたシャツコーディネート。普通のシャツよりも少し厚手でくだけた雰囲気のツイル素材のシャツを選べば違和感なく上品な印象にまとまります。

リアルワークの現場だけでしか着用されないのは実にもったいない一着。これまで目を向けていなかった商品を手にとってみたら、面白い発見があるかもしれません。

ポケットが多数!まるで履くかばん「DIAMAGIC DIRECT(R) UTILITY綿クライミングパンツ」
山田耕史
2021/03/08 00:00

機能のてんこ盛り!

僕も含め、ポケットが沢山付いた服に何故か惹かれてしまう人は少なくないのではないでしょうか。 今回ご紹介するのは、無数とも思えるほど多数のポケットに思わずテンションが上がってしまう「DIAMAGIC DIRECT(R) UTILITY綿クライミングパンツ」です。

DIAMAGIC DIRECT(R) UTILITY綿クライミングパンツ」は腰の左右のエプロンのような部分に、これでもかというくらいのポケットが備え付けられています。

本当にポケットが沢山あるので、順に見ていきます。まず、右側面にはジップ仕様のメッシュポケット付き。

ポケットをまさぐらなくても中に何が入っているのかひと目でわかります。 例えばレジャーには付き物のチケットや小銭なんかを入れておくのにぴったり。 ジップが付いているので、飛んだり跳ねたりしても中身を落とす心配はありません。

左側面にはフラップ式のポケット付きで、フラップにはD管が付けられており、鍵などを引っ掛けておけるようになっています。

ポケットの袋布はメッシュ生地が用いられており、その上部には更に「FieldCore」のリフレクターロゴがプリントされたポケットがついています。

一番出し入れすることが多いウエスト左右のポケットにもジップが付けられており、スマートフォンを入れておくのに最適です。この他、後面の左右にも1つずつポケットが設けられています。

そして、ウエストの内側には撥水サコッシュが隠されています。

ウエストは着脱、調節が容易なウェビングベルト仕様

股下は開脚しやすい立体的なパターン。

生地にはストレッチ性が採用されていますが、膝は立体的なつくりになっており、更に動きやすさを確保。

しかも、キャンプなどの焚き火のときに安心な綿素材。それに加え、50回の洗濯にも耐える耐久撥水加工が施されています。

ファッション性も魅力

これだけ機能がてんこ盛りの「DIAMAGIC DIRECT(R) UTILITY綿クライミングパンツ」ですが、魅力はそれだけではありません。 ブラックの他、キャメル、ネイビーのシンプルで洗練された色使いによるファッション性の高さも見逃せません。

今回は「DIAMAGIC DIRECT(R) UTILITY綿クライミングパンツ」のブラックにシンプルでベーシックなグレーのTシャツを合わせ、羽織るアウターによってどれだけ雰囲気が変わるか実験してみました。 まずは、ワークマンの「高撥水シェルジャケット」。「DIAMAGIC DIRECT(R) UTILITY綿クライミングパンツ」と同じく耐久撥水性に優れたパッカブルパーカです。 ブラウンのシックなカラーを選べば、アウトドアシーンから街まで、幅広く着用可能なアクティブコーディネートの完成です。

ワイルドな雰囲気のミリタリーアイテムとも好相性です。 定番ミリタリーアウターの1つ、BDUジャケットともすんなりマッチ。 もちろん、スウェットパーカやシャツといった、一般的なカジュアルアイテムとも合わせられるので、気軽に日常に機能性を取り入れられます。

シンプルだから着こなしやすい!デニム長袖シャツ
山田耕史
2021/03/04 00:00

高機能”じゃない”ワークマン

ワークマンと言えば高機能で低価格。この特徴は既に多くの人が知ることでしょう。 今回ご紹介する「デニム長袖シャツ」のような「普通」のカジュアルアイテムも展開していることは、知られていないかもしれません。「デニム長袖シャツ」のデザインは極めてシンプル。

ワークマン製品によく見られる、大容量ポケットやD管などの目立つディテールはありません。胸にシンプルな「普通」のポケットが1つだけ配されています。 また、用いられている生地にも防水やストレッチなどの機能性は特にありません。一般的なデニムシャツと同じ、「普通」の綿100%のデニム生地です。

シャツの顔とも言える襟のデザインもとっても「普通」。トラディショナルなボタンダウンカラーで、ヴィンテージのワークシャツを思わせる猫目型のボタンが用いられています。

「普通」だから着こなしラクチン

数あるワークマン製品のなかでも、これだけ「普通」なアイテムは珍しいでしょう。
「普通」だからこそ、どんな服とも、どんな人とも、どんなシーンとも相性が良く、着こなしがラクチンなのです。
デニムシャツは一般的に、スウェットシャツやジーンズといったアメカジのイメージが強いアイテムですが、ワークマンの「デニム長袖シャツ」は極めて「普通」なので、アメカジアイテム以外の服にも難なく合わせられます。
例えばテーラードジャケットにチノパンツという、キレイ目なコーディネートにも違和感なくハマります。このコーディネートに革靴を合わせれば立派なビジネスカジュアルスタイル、スニーカーを合わせれば気取らない大人の上品カジュアルスタイルの完成です。

「普通」なアイテムなので、更に遊んだコーディネートにもマッチします。
ミニマムなデザインのスタンドカラーのシャツブルゾンに、ワークマンx山田耕史共同開発製品「AERO STRETCH 4WAYスラックス」を合わせた、ブラックxブラックのモードっぽい雰囲気にもすんなり馴染みます。特に、「デニム長袖シャツ」のネイビーは生地にハリがあるので、モードっぽい服と合わせても違和感は生まれません。

もう1つのカラーバリエーション、ブルーはややカジュアルな印象なので、こなれた雰囲気が生まれます。

メンズだけでなく、レディスファッションにもすんなり馴染みます。

ワークマンで「普通」のカジュアルアイテム。新鮮ですよ。