ワークマンオン公式ラインストアブログ

スタッフ紹介

山田耕史 (ヤマダコウジ)
ファッションアナリスト
大学在学中にデザイナーを志し、卒業後に服飾専門学校に入学し、その後パリへ留学。
帰国後ファッション企画コンサルティング会社、ファッション系ITベンチャーを経て現職。
ブログを中心に誰もが簡単にファッションを楽しめる情報を発信中。3児の父で兼業主夫としても奮闘中。
山田耕史のファッションブログ:
https://www.yamadakoji.com/
Twitter:@yamada0221
トートバッグとリュックサックの2WAYで使える「撥水2WAYポケッタブルライトトート」
山田耕史
2021/09/29 00:00

機能満載の最進化版トートバッグ

トートバッグというと、どんなアイテムを想像されるでしょうか?最近特に増えたエコバッグの多くもトートバッグですし、ビジネスウェアにレザー素材のトートバッグを持つ人も増えています。そんな数あるトートバッグの中でも、今回ご紹介する「撥水2WAYポケッタブルライトトート」はトートバッグの最進化版とでも言うべき製品に仕上がっています。 まず。パッと見はポケットが沢山あるトートバッグかな、という印象です。

裏返してみるとストラップが2本。つまり、トートバッグとリュックサックの2WAYで使えるバッグなのです。

開口部にはジップが設けられ、中の荷物が飛び出す心配はありませんし、セキュリティの面でも安心感があります。

大容量のジップポケット。生地には撥水加工が施されています。

そして、その脇には内容量によってマチを変えられるストラップが付いています。これがあるとないとでは大違い。特にリュックサックとして使う場合の安定感、そして重さの体感がかなり変わってきます。

ストラップに備えられたベルトも、重さの体感が変わる重要なディティール。

トートバッグの持ち手はベルクロでまとめられるようになっています。

また、リュックサックのストラップの末端は取り外せるようになっています。

ストラップを外してポケットに入れられるので、トートバッグとして持つ時の邪魔にならず、印象もスマート。

そして、ストラップを外すと目につく中央のベルトは、キャリーバッグのハンドルに付けられるようになっています。

内部にはジップ式の内ポケットが。

イラストが地味に嬉しい理由とは?

バッグを畳んで裏返してこの内ポケットに入れられる、パッカブル機能も備えています。

地味に嬉しいのがこのバッグのイラスト。ワークマンにはバッグやウエアなど、パッカブルの製品が数多くあるので、こうやって小さくまとめた状態で保管していると、どれがどの製品なのかわからなくなってしまう事があるんです。そんなとき、こんなイラストがあるとひと目中身が何かわかるので、非常に便利です

カラーバリエーションは3色。

街歩きからアウトドアまで幅広く活躍

ファッション的に使いやすいのはやはりブラック。目立つロゴなどは全くない、シンプルなデザインなので、上品なジャケットスタイルにもマッチします。これからの季節ならば、シャツの上にトラディショナルなツイード素材のテーラードジャケットを羽織って街を散策、というのも良さそうです。

ワークマンx山田耕史「洗えるフュージョンダウン REPAIR TECH シームレスミドルジャケット」に、ワークマンの定番商品である「AERO STRETCHクライミングパンツ」というアクティブなコーディネートなら、ちょっとしたトレッキングにも対応可能。パッカブルなので、秋の行楽のお供にバッグに忍ばせるのにも好都合です。

実用性から生まれた機能美「加工糸カーゴパンツ」
山田耕史
2021/09/28 00:00

実用性から生まれた機能美

ファッションには様々な楽しみ方がありますが、「誰も注目をしていないアイテムに価値を見出す」のもそのひとつ。そして、今回ご紹介する「加工糸カーゴパンツ」も、ファッション的には「誰も注目をしていないアイテム」です。 その理由は製品画像を見れば一目瞭然。最近ワークマンでも増えてきた、洗練されたデザインの製品ではなく、リアルワーカーに向けて実用性と低価格を追求した「ワークマンベスト」ブランドの製品だからです。「加工糸カーゴパンツ」をファッション目的で買って行く人はほとんど存在しないでしょう。

製品を手にとってよく見てみると、実用性重視であるからこそ生まれた機能美が存在していることがよくわかります。

太もも脇に備えられたカーゴポケットは、フラップが開閉しやすいようにやや前方にボタンがあしらわれているのですが、これこそが実用性の追求が生んだデザインと言えるでしょう。

ウエスト部分のベルトループは一般的なパンツと比べて2~3倍くらいの太さ。最近はシャツだけでなく、Tシャツなどの裾をウエストに入れるタックインスタイルが若者の間で人気ですが、この太いベルトループはタックインしたときに良いアクセントになってくれます。

右側のカーゴポケットには「WM BEST」のタブが。この他にはロゴやカラーステッチなどの実用性とは無関係のデザインは盛り込まれておらず、全体的には非常にシンプルな印象です。

ゆったりとしたストレートシルエット。癖がないので様々な服と合わせられます。

トラディショナルなシャツにも合わせられる清潔感

加工糸カーゴパンツ」にはポリエステル100%の生地が用いられていますが、実用性重視でシワになりにくいので、意外と清潔感もあります。ですので、こちらのように上品なチェック柄のシャツとの相性も良好。2色の細い格子柄のタッタソールチェック柄は、18世紀に馬市で馬にかけられた毛布が由来となっている、伝統的な柄。「加工糸カーゴパンツ」はそういったトラディショナルな服にも馴染みます。

また、極限状態である戦場もカーゴパンツが活躍した場所のひとつ。迷彩柄のミリタリージャケットとの相性は抜群です。インナーのTシャツはワークマンの「ヘビーウエイトコットン オーバーサイズ長袖Tシャツ」です。コットン100%の肉厚な生地はミリタリーアイテムやワークアイテムとの親和性が高く、秋冬のインナーとして大活躍してくれるでしょう。