アウトドアやスポーツシーンで活きるワークマンの機能
僕がワークマンと出会ったのは、往復40kmの道のりをロードバイクで通勤していた時。冬場に足先が冷えるのを防ぐためのグッズを探していて、インターネットで色々調べて見つけたのが、ワークマンの靴下でした。
屋外での現場作業での足先の冷えを防ぐ為、生地にカプサイシンが練り込まれていた靴下が、僕が初めてワークマンで購入した製品でした。
その靴下と同じように、ワークマンでは現場作業で求められる機能を備えた服が、お手頃な価格で揃えられます。当時、そういったワークマンの機能アイテムは、アウトドアやスポーツなどの、元来の用途である現場作業以外でのシーンで役に立つということが、噂になり始めた頃でした。
今回ご紹介する「クロスワーク立体成型長袖ローネック」も、そんな現場作業で求められる機能を搭載した製品です。
一見シンプルな長袖Tシャツですが…
「クロスワーク立体成型長袖ローネック」は、パッと見はシンプルなデザインの長袖Tシャツ。
一般的なクルーネックよりもやや襟の高いローネックである点以外は、普通のTシャツに見えるかもしれません。
しかし、よく見ると脇部分や首下部分の編地が他とは違っています。
そして、「クロスワーク立体成型長袖ローネック」の機能が最もわかりやすいのが、背面です。
肩甲骨の間あたりに、生地が大きなクロス字を描いています。
これはワークマン独自のたすきがけ設計。クロス部分に引っ張られることで、姿勢がサポートされます。つまり、「クロスワーク立体成型長袖ローネック」はいわゆるコンプレッションウェア。クロス字以外の編地が変わっている部分も、姿勢の制御をサポートしてくれるディティールです。
コンプレッションインナーでレイヤードコーディネートを楽しむ
紫外線をカットする加工が施されているので、現場作業だけでなく上記イメージ画像のようにスポーツウェアとしても活用可能。
ですが、「クロスワーク立体成型長袖ローネック」の活躍の場はそれだけに留まりません。
例えば、ワークマンx山田耕史共同開発2022年春夏新製品「リペアテック超軽量M65タイプジャケット」に合わせれば、現場作業だけでなくタウンユースとしても十分着用可能なカジュアルスタイルの出来上がり。
もっと意外性のあるアイテムとして、キレイ目な印象のシャツのインナーとして着用するのも良さそうです。「クロスワーク立体成型長袖ローネック」はピシッとした姿勢に正してくれるので、上品なシャツスタイルと好相性。合わせているパンツはこちらもワークマンx山田耕史共同開発「超撥水シェフパンツ」。2022年春夏の新色です。
「クロスワーク立体成型長袖ローネック」のカラーバリエーションは今回ご紹介したシロの他、チャコール、クロ、アカ、オレンジ、グリーン、コン、アオの8色展開。価格は980円(税込)。色違いで購入し、色合わせを考えて、レイヤードコーディネートを楽しむのも一興です。
大学在学中にデザイナーを志し、卒業後に服飾専門学校に入学し、その後パリへ留学。
帰国後ファッション企画コンサルティング会社、ファッション系ITベンチャーを経て現職。
ブログを中心に誰もが簡単にファッションを楽しめる情報を発信中。3児の父で兼業主夫としても奮闘中。
山田耕史のファッションブログ:
https://www.yamadakoji.com/
Twitter:@yamada0221