『X Shelter』着る断熱材シリーズ
特殊断熱シートと吸光発熱わたを組み合わせた
外部環境を無効化する新素材誕生
快適性COMFORTABLE
衣服内の快適温度
衣服内の環境が、温度31℃~33℃・湿度40%~50%の場合、もっとも快適と言われています。
断熱素材で外部環境を無効化
家の断熱材は、外部環境から熱の
侵入や内部の熱の逃げを防ぎます
衣服にも断熱材を使用することで
衣服内の快適温度を保つことが可能
技術TECHNOLOGY
※上記の温度は断熱層のデータです。衣服内の温度を示す数値ではありません。
※着用状況や使用環境によって効果に差が出る場合があります。
※シュラフ(XW302)で使用している断熱層のみ 約+25℃です。
※品番ごとに発熱わたの使用量や使用箇所が異なります。
極めて軽く薄い非熱伝導性素材のテクノロジー開発に成功。外部環境の冷気が内部への伝導を極限までガード。衣服内環境から放出される熱の流出を極限まで防ぐ強力な断熱層が外部環境を無効化するウエアに進化。
※効果には個人差があります
実験EXPERIMENT
過酷な環境を想定した機能実験を実施
サーモカメラによる冷凍庫から出た直後の「X Shelter」素材を使用した衣服表面温度と衣服内温度
衣服表面温度
衣服内温度
シュラフでの実験
サーモカメラによる冷凍庫から出た直後のシュラフ表面温度と内側温度
シュラフ表面温度
シュラフ内温度
開発経緯DEVELOPMENT PURPOSE
災害時における避難所の課題の1つとして、寒冷期の防寒対策があります。
ワークマンでは寒冷期の過酷な環境下でも快適に過ごすことのできる画期的な製品が開発できないかと考え日本赤十字看護大学附属災害救護研究所と協力しX Shelterプロジェクトを開始しました。
<快適さ><衣服内温度><断熱><軽さ><動きやすさ><発熱・保温><透湿><蒸れにくい><汗冷えがしない><全天候に対応><体を濡らさない><撥水・防水>
上記のような条件を満たす、いつでも快適な空間を実現できるシェルターのような衣服を目指しました。
様々な試行錯誤の結果、家の断熱構造に着目し衣服でも同様の環境が再現できないか挑戦し、断熱シート素材と超保温中綿素材が完成しました。
仕様面では首からの冷気の侵入をシャットアウトするKINNCHAKUフードを採用し防寒性能を向上させました。
実際、厳冬期に日本赤十字看護大学附属災害救護研究所のスタッフの方に着用していただきライフテストを実施したところ、フィードバックでは、従来の防寒服に比べて軽量で保温性に優れている点が高く評価されました。
第三者機関検査と冷凍庫による-10℃以下のシミュレーション環境での優れたパフォーマンスを経て、有効性が認定されワークマンの画期的な断熱ウェアとして「X Shelter」が完成しました。