防災士厳選!災害時に備える【寝袋】 ワークマンだからできる日常防災 vol.2
ワークマンだからできる日常防災
vol.2 防災士厳選 災害時に備える【寝袋】
キャンプでは欠かせないアイテムのひとつである寝袋(シュラフ)。
防災にも役立つと聞くけれど、
キャンプシーン以外ではどんな時に活躍するのでしょうか。
実際に自宅でも寝袋を活用している防災士より、
平時での使い道や保管方法についてご紹介します。
※“寝袋”と“シュラフ”は同義語。文中では寝袋で統一し、
商品名はシュラフと表記しています。
ワークマンの寝袋紹介
まずはワークマンの寝袋を種類別に見ていきましょう。
マミー型
一人用で隙間なく体にフィットし、保温性が高い
封筒型
広げると掛け布団のように使えて、二つの寝袋を連結したりと汎用性が高い
ミックス型
足元はマミー型、肩回りは封筒型、両方のいいとこどりで温度調整がしやすい
ダウン
羽毛を使用し、ダウン量を表す数字が大きいほど暖かく冬キャンプにおすすめ。化学繊維に比べて軽量かつ収納サイズもコンパクトですが、価格はやや高め。
化学繊維
結露などの濡れに強く、耐水性が高いのが特徴。
クッション性が高くボリューミーでかさばるが、手頃な価格で揃えられる。
寝袋はキャンプ以外にどう役立つ?
車中泊
車内で寝泊りする際の寝具や、雪で立ち往生した際の防寒対策として活用可能。
さらに寝袋を広げて窓を覆うように被せることで、外からの視線や日差しをカットし目隠しとしても役立ちます。
来客時や避難所
来客用の予備布団として、コンパクトに収納できるので場所もとりません。避難 所で過ごす際も、就寝時はもちろん、防寒や防犯対策にも役立ちます。
ブランケットとして活用
寝袋を開くとひざ掛けやブランケットとして活用できます。
★ 寝袋使用POINT ★
※寝袋の下にマットやコットなどを設置することで、より快適に眠ることができます。 どちらもコンパクトに収納可能です。
※寝袋を出した後、着替えや上着などを収納袋に入れることで枕として活用できます。
寝袋のおすすめ保管方法
しっかり乾かすこと
汗や結露で生乾きのまま収納すると、生地が劣化しカビ・ダニが発生する恐れがあります。そのためしっかりと乾かすことが大事!
長時間の天日干しは生地を痛めてしまうため、風通しの良い日陰や浴室乾燥、布団乾燥機などで乾かしましょう。
クッションカバーに入れる
寝袋を完全乾燥した後、専用の収納袋ではなくクッションカバーに入れます。
そのままリビングやクルマの中に置いて普段使いすることで、いざという時に
サッと取り出せます。
日常使いにも便利な寝袋
アウトドアで使うイメージの高い寝袋ですが、日常使いにも大変便利。布団と比 べて場所をとらずにコンパクト収納でき、車内やリビングではクッションとして 活用しながらいざという時にもすぐ使うことができます。
ワークマンで取り揃えている
★ 寝袋の選び方POINT ★
- ●ひとり用で暖かさを求めるならば「マミー型/ダウン」
- ●子供の成長やシーンに合わせて通年マルチ使いをするなら「封筒型/化繊」
- ●コンパクトさを求めるならば「ミックス型」
さらに眠りの質を上げたい方は、
マット・コット・ピローなどもチェックしておきましょう。
監修:CAMMOC
- 「キャンプのある暮らし」をテーマに地球の未来を創造する会社。
- 過去10年以上の実績に基づいたトータル撮影コーディネートやコンサルティング、キャンプを通して自然と身につく知恵や道具でできる防災法「SDGs防災キャンプ」の提案を行う。
2022年からワークマン展示会にて、キャンプギアのスタイリングや防災展示の監修を務める。
- ◆著書「うまみがギュッ!干すだけ簡単 はじめてのドライフード(山と溪谷社)」
- HP:https://cammoc.com
- Instagram:www.instagram.com/cammoc